椅子から立ち上がる時に 腰が痛い!

椅子から起き上がる時に、腰が痛い!
という声を頂きました
慢性腰痛のほとんど方が、訴えている症状です。
『いつからですか?』と聞くと
◆何年も前からです。
なぜ 何年も良くならなかったのでしょうか?
私は、2つの要因があると考えています。
① 股関節を しっかり使えていない。
② 自分の体重を支える力がない。

※股関節を使って、立ち上がれば
腰に負担がかからない。
① 股関節をしっかり使えない理由
座っている姿勢は、骨盤が傾かないように
股関節の筋肉を使って
上半身を支えています。
その為、長時間座っていると
股関節周囲の筋肉が疲労し、硬くなる為
股関節の柔軟性がなくなり
股関節の隣の関節、
腰や膝に負担が偏ります。
股関節が正常に働かないと
腰の根元(腰仙関節)に負荷が集中!
結果、立ち上がる時に、腰が痛くなってしまう。
② 自分の体重を支える力がない!
筋力がないと、関節が不安定になってしまう為
関節を痛めやすい!
椅子から立ち上がり動作は
足と腰の力を使って、何十キロもある
上半身を上へ持ち上げます。
足腰の筋力が弱いと、
良い姿勢を保つ事が出来ず
体の軸がブレてしまい
腰に負荷が集中!
腰が悲鳴をあげます。
それは、足腰の筋力が弱く
腰の安定性が欠如するからです。